インターネットの接続方法 - インターネットについて

情報を調べるだけではなく、生活に便利なこと、楽しいことなど、様々なことがインターネットでできます。パソコン初心者の方のために「インターネットの接続方法(インターネットについて)」についてお伝えします。

プロバイダとの契約

パソコンを購入しただけでは、インターネットはできません。

自分のパソコンだけで世界中のパソコンと繋げるのはできないため、「インターネットサービスプロバイダ」(以下、プロバイダ)が間に入り、自分のパソコンと世界中のパソコンを繋ぐ手助けをしてくれます。このためプロバイダと契約をしないとインターネットができないのです。

プロバイダと契約をすると自分専用のメールアドレスを1つもらえ、自分の好きなメールアドレスに変更することもできます。2つ以上のメールアドレスが欲しい場合は、追加料金が必要です。

プロバイダについての詳細は、「プロバイダ(インターネットについて)」をご覧ください。

プロバイダ以外に必要なこと

プロバイダと契約をすれば電話回線を通じてインターネットはできますが、快適にインターネットをするために「ブロードバンド」と呼ばれる仕組みがあります。

ブロードバンドで快適にインターネット

「ブロードバンド」という言葉をよく聞くと思います。このブロードバンドとは一体どういう意味なのでしょうか?

ブロードバンドを英語で表記すると「broad band」となり、「broad」は「広い」、「band」は「ひも、帯(おび)」という意味です。

インターネットは世界中のパソコンが繋がっています(ケーブルでも無線でも)ので、ブロードバンドは「それぞれのパソコンが幅の広い帯(おび)で繋がっていますよ」ということになります。帯(おび)だとわかりづらいので、「道路」に例えましょう。

道路の幅が重要な訳

Aさんが車でBさんの家に遊びに行く場合、交通量が多いにも関わらず道路の幅が狭いと渋滞してしまいますが、道路の幅が広いと渋滞にならず、快適にBさんの家に到着できます。

これと同じで、インターネットをするということは、他のパソコンから自分のパソコンに道路を使って、情報(画像を含む)を送らなければいけません。その道路の幅が広ければ広いほど、たくさんの情報を早くパソコンに表示できます。

簡単に言いますとブロードバンドとは、「インターネットがストレスなく(画面がパッパッと切り替わる)できる仕組み」です。

「プロバイダ」+「ブロードバンド」=「快適なインターネット」

プロバイダは「自分のパソコンと世界中のパソコンを繋げる役割り」、ブロードバンドは「データが通る道路を広くして、たくさんの情報をやり取りできる仕組み」のため、基本的にはこの2つを組み合わせてインターネットをすることになります。

ブロードバンドは大きく分けると「光ファイバー(FTTH)」、「ADSL」、「ケーブルテレビ(CATV)」があり、それぞれ特徴があります。詳しくは「ブロードバンドの種類(インターネットについて)」をご覧ください。

ちょっと昔のインターネット

ここ数年のインターネットはブロードバンドが主流ですが、管理人のmakoがインターネットをはじめた15年前はこんなに便利な世の中になるとは想像もできませんでした。

その当時は、文字をやり取りするだけの「パソコン通信」があり、そのパソコン通信が「インターネット」に変わっていきました。

プロバイダに電話や書面で申し込みをし、契約が完了したら、パソコンにプロバイダの設定をして、パソコンに取りつけたモデムという機器とモジュラージャック(壁にある電話線差す場所)をモジュラーケーブル(電話線)で接続し準備が完了。

モデムが「ピーピーウィーウィーガァッーピーガァッー」と音を出しながらインターネットに繋がるのですが、最初のページが表示されるまではかなりの時間がかかりました。

一般の電話回線よりもインターネットの通信が速くなるISDNもありましたが、ブロードバンドに比べると悲しくなるほど遅いです。

ブロードバンドに対して、この当時のインターネットのことを「ナローバンド」と呼びます。

今では当たり前のブロードバンドも一昔前から考えると、夢のような仕組みなのです。

 

次ページは「ブロードバンドの種類(インターネットについて)」です。

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