インターネットの仕組み - インターネットについて

情報を調べるだけではなく、生活に便利なこと、楽しいことなど、様々なことがインターネットでできます。パソコン初心者の方のために「インターネットの仕組み(インターネットについて)」についてお伝えします。

世界中のパソコンと繋がるインターネット

インターネットはネットワークが元になっていますので、まだ「ネットワーク(インターネットについて)」を見ていない人は先にそちらを見てくださいね。

ネットワークが世界中に広がったものをインターネットと言います。これは「世界中のパソコンがインターネットを通じて繋がっている」ことになります。

「世界中のパソコンが繋がっているなんて信じられない」と思ってしまいますが、自分のパソコンでインターネットができるということは、何らかの形で世界中のパソコンと繋がっているのです。

世界中のパソコンと繋がる仕組み

自宅のパソコンでインターネットをするためには、プロバイダと呼ばれる会社との契約が必要です。

プロバイダとは自分のパソコンと世界中のパソコンを繋げてくれる会社です。

パソコンと黒や白の箱(辞書ぐらいの大きさ)がケーブルで繋がれていませんか?その箱のことをモデムと言います。

ケーブルがなくても、モデムがあれば無線で繋がっています。

モデムは電話回線や光ファイバーなどを通じて、プロバイダと繋がっていて、そのプロバイダはいろいろな回線を使って世界中のプロバイダと繋がっています。

他のパソコンも同じようにプロバイダと繋がっていますので、「パソコン同士は繋がっていないけど、プロバイダを通じて世界中のパソコンと繋がっている」状態になります。

プロバイダについての詳細は、「プロバイダ(インターネットについて)」をご覧ください。

パソコンの住所

自分のパソコンからプロバイダに接続されると、プロバイダから住所が割り当てられます。

この住所のことを「IPアドレス」と呼び、「どこのパソコンからどのホームページを見たか?」、「どんなやり取りをしたか?」、「どこにメールを送ったか?」ということがプロバイダには、筒抜けです。

もちろんプロバイダは機密を守りますが、警察に対しては情報を開示することもあります。

インターネットでは一般の人同士では匿名性が高いのですが、調べようと思えば、いろいろな情報がわかってしまうことになります。

悪いことをしていなければ大丈夫なので、安心してインターネットを使ってくださいね。

インターネットの速度

インターネットの画面がパソコンに表示される速度が速いことを「インターネットが速い」、表示される速度が遅いことを「インターネットが遅い」という表現を使います。

特にインターネットで画像や動画を見るとき、またはダウンロード(自分のパソコンに保存する)するときには、インターネットが速いとそれらが快適にできます。

インターネットの速度に関する単位と、下りと上りについてお伝えします。

速度の単位

インターネットの速度は「100Mbps」のように「数字」、「M」、「bps」で表します。

「数字」は、車の速度と同じように大きくなればなるほど速くなります。

「M」(メガ)は、容量の大きさを意味し、M(メガ)よりも大きい単位は「G」(ギガ)です。現在のインターネットの速度はほとんどが「M」(メガ)で、「G」(ギガ)も出てきました。

「bps」(ビー・ピー・エス)は、「Bits Per Second」(ビット・パー・セコンド)の略で、「1秒あたりにどれだけのビット数(データの量)を転送できるか?」という意味です。

会社にもよりますが、ADSLは8Mbps~50Mbps、光ファイバーは100Mbps~200Mbps、モバイルデータ通信は5Mbps~75Mbpsです。

「100Mbps」(100メガ・ビー・ピー・エス)を省略して、「100M」(100メガ)と言ったりします。

単純に「数字が大きいほど、インターネットの速度が速い」と思ってください。

「下り」と「上り」

パンフレットやホームページでインターネットの速度を表す場合、「下り○○Mbps」、「上り○○Mbps」と書いてあります。

下り

インターネットにあるデータを自分のパソコンに表示したり、入れたり(ダウンロード)することです。ホームページにある文字や画像を表示する とき、動画を見たりするときなどに関係してくる速度です。

上り

自分のパソコンに入っている情報やデータをインターネット上に移動することです。

ホームページにある掲示板への書き込み、インターネットにあるアルバム、Facebook、mixiなどに写真を移動するときに関係してくる速度です。

 

ADSL光ファイバーケーブルテレビモバイルデータ通信などで、インターネットをするときは「下り」の方が重要なため、「下り」の速度が標準になり、「上り」は「下り」に比べるとかなり遅くなります。

インターネットを使えるようにするまでの流れ

インターネットをするためにはプロバイダとの契約が必要です。

プロバイダや回線については「インターネットの接続方法(インターネットについて)」、「モバイルデータ通信」で詳しくお伝えしますので、ここでは簡単な流れをお伝えします。

1.プロバイダと回線業者との契約

2.パソコンとプロバイダから送られてきたモデムを接続

3.パソコンでインターネットの画面を表示する

 

次ページは「インターネットの接続方法(インターネットについて)」です。

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