Windows8.1

「パソコン初心者なびの管理人」である現役パソコンインストラクターのmakoが、パソコンに関するニュースを初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコン初心者の方に「Windows8.1」をお伝えします。

Windowsが新しくなる?

2001年以降のWindowsは、WindowsXP → WindowsVista → Windows7 → Windows8と発売されました。

Windows7が入ったパソコンを購入した場合、インターネットを通じて、無料で少しずつ新しくなっています。多くの場合、見た目も機能もほとんど変わっていませんが、セキュリティが高くなったり、エラーが出ないようになったりしています。

ときどき「Service Pack」(サービスパック)と言われる大きな更新があり、機能が追加されたり、性能が向上したりします。

これを「Windowsの自動更新」と言います。

「じゃ、Windows7は無料で自動的にWindows8になるの?」と思いますが、「Windowsの自動更新」で、Windows7がWindows8になることは決してありません。

Windows8.1とは?

今までは「Windowsの自動更新」でWindowsが新しくなっても、Windowsの名前が変わらず、「Service Pack」の更新があると「Windows7 Service Pack1」となるぐらいでした。

今、「Windows8.1」が話題になっています。

今までのパターンなら「Service Pack」となっていたものが、名前までが変わるため、Windows8の基本は同じですが、見た目も機能もいろいろ変わりそうです。

昔々、その昔、makoがパソコンを始めたころに「Windows3.1」というものがありましたので、「8.1」という表現もおかしくはありません。

無料で提供される

Windows8が入っているパソコンを持っている人は、インターネットを通じて無料でWindows8.1に更新できます。

Windows7など過去のWindowsが入っているパソコンを持っている人は、Windows8.1(一般家庭向け)が13,800円、Windows8.1 Pro(企業向け)が25,600円で購入できます。

Windows8.1が提供、または発売開始されると同時に、Windows7の出荷が終わります。

2013年10月18日から提供開始の予定です。

Windows8.1

Windows8.1の特徴

ここでご紹介する特徴は変更されることもあります。

スタートボタンの復活

Windows8では、今までのWindowsでは当たり前だったスタートボタンがなくなり、直観的に使いずらくなっていました。

スタートボタンが復活すると言っても、Windows7とは内容が違いますが、デスクトップからはシャットダウンができるようになります。

パソコンを起動するとデスクトップが表示される

Windows8では、パソコンを起動すると「スタート」画面が表示されていますが、結局はデスクトップを表示してから作業をする人が多くいます。

デスクトップがすぐに表示されると手間が減りますね。

IE11

マイクロソフトが提供しているインターネットを見るソフト(ブラウザ)である「Internet Explorer」(インターネットエクスプローラー)、略して「IE」(アイイー)の最新版が一緒に提供されます。

ネット上にデータが保存できる

Windows8.1とスカイドライブ(マイクロソフトが運営しているというインターネットにある保存場所)の連携強化され、自動的に保存されたり、インターネットに接続していない状況で読み込みができるようになったりします。

 

これら以外にも新しくなる機能があります。

マイクロソフトの特集ページ

マイクロソフトの「Windows8.1 Preview」ページには説明だけではなく、動画もありますので、興味がある人は見てください。

「さっそく体験してみよう」ではWindows8.1の体験版がありますので、いち早くWindows8.1を使うことができます。

Windows8.1 Preview

WindowsXP、WindowsVista、Windows7で「Service Pack」が提供されたときにも不具合やトラブルがありましたので、Windows8.1をパソコンに入れるのは正式に提供が開始されるまで、できれば提供が開始されても数日~数週間は待った方が無難です。

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