日本のメーカー - パソコンの種類

パソコンにはたくさんの種類があります。パソコン初心者の方は「どんなパソコン、どのメーカーのパソコンを購入していいかわからない」と思います。パソコン初心者の方のために「日本のメーカー(パソコンの種類・購入ガイド)」についてお伝えします。

NEC

日本のメーカーの老舗中の老舗。1982年から約15年間は、日本でパソコンと言えばNECでした。国内シェアは断トツでNECだったのです。

伝統とメイド・イン・ジャパンを重んじる日本人にとって、一番人気のパソコンメーカーで、日本でのシェアも1位です。

日経パソコンでサポートランキングの1位を何度も獲得しているように、サポートに力を入れているため、パソコン初心者の方にオススメです。(現在、日経パソコンのサポートランキングは個人情報の関係で休止になっています)

NECのパソコンは使い勝手がよく、パソコン初心者の方に使いやすいソフトが豊富に入っています。

管理人のmakoの生徒さんの中でも、初心者の方になればなるほど、NECの割合が高くなります。

 

NEC

パソコン初心者の方へのオススメ度:★★★★★

日本シェア:1位

海外シェア:発売なし

※ 期間は2010年4月~2011年3月です。

デスクトップパソコンのブランド名:VALUESTAR(バリュースター)

ノートパソコンのブランド名:LaVie(ラヴィ)

サイトURL:http://121ware.com/

サポート:NECのサポートページ

富士通

国内シェアがNECに次ぐ2位、富士通はNECの最大のライバルです。

富士通の最大の売りは国内生産です。

富士通以外の日本のメーカーのほとんど(一部を除く)は、部品を海外(特に中国)で製造し、それを日本のメーカーの入れ物に入れているに過ぎませんが、富士通のデスクトップパソコンは島根県にある島根富士通、ノートパソコンは福島県にある富士通アイソテックで生産していますので、まさに純日本製のパソコンです。

日本でパソコンの基板からパソコンの生産を行っているのは、今では富士通とパナソニック(一部)だけです。

純日本製というのは魅力ですが、「純日本製の富士通とNECと比べるとどちらが良いか?」と言われると実際にはどちらもそれほど変わりません。

富士通とNECのパソコンは似ている部分が多く、ターゲットのユーザーも似ていますので、「どうしても純日本製がい良い!」という人は富士通のパソコンを選んでください。

富士通は、高齢者や初心者の方向けの「FMVらくらくパソコン」も発売しています。ただ、価格の割にはそれほど機能が良くないため、オススメはできませんが・・・。

 

富士通

パソコン初心者の方へのオススメ度:★★★★

日本シェア:2位

海外シェア:発売なし

※ 期間は2010年4月~2011年3月です。

デスクトップパソコンのブランド名:FMV ESPRIMO(エスプリモ)

ノートパソコンのブランド名:FMV LIFEBOOK(ライフブック)

サイトURL:http://www.fmworld.net/

サポート:富士通のサポートページ

東芝

パソコン初心者の方は「東芝のパソコン」は、あまり馴染みがないと思います。

家電量販店に行くと、まず最初にスタッフから「NEC」と「富士通」がオススメされるからです。

東芝は世界で一番有名な日本製のパソコンで、実際に世界のシェアは6位、日本のメーカーの中では一番です。

ソニーの世界でのシェアはごくわずか、NECや富士通に限っては世界に進出すらしていない状況の中で、東芝は世界で果敢に戦っています。

2011年からデスクトップパソコンを発売していますが、それまではずっとノートパソコン専門で、NECや富士通よりも価格が低く、信頼性もあるため、節約してノートパソコンを購入したい人には東芝をオススメします。

海外メーカーがネットブックを次々に発売し日本のメーカーが躊躇していた中、日本のメーカーで、初めてネットブック発売に踏み切ったのも東芝でした。

 

東芝

パソコン初心者の方へのオススメ度:★★★★

日本シェア:3位

海外シェア:6位

※ 期間は2010年4月~2011年3月です。

デスクトップパソコンのブランド名:dynabook(ダイナブック)

ノートパソコンのブランド名:dynabook Qosmio(ダイナブック・コスミオ)

サイトURL:http://dynabook.com/

サポート:東芝のサポートページ

ソニー

ソニーの一番の特徴はデザインや質感です。

スタイリッシュなデザインはもちろん、カラーのバリエーションも多く、パソコンをインテリアの一つとして飾りたい人にはピッタリです。

NECや富士通が世間一般で有名であったり、使いやすいソフトをあらかじめインストール(パソコンに入れる作業)をしているのに対し、ソニーは独自のソフトや機能を持っているため、デザインにこだわる人、ソニーが大好きな人にはオススメですが、パソコン初心者の方にはソニーの特徴が障害になってしまうため、オススメできません。

ソニー直販の「ソニーストア」では、自分の好きな性能にすることができるため、オリジナルのパソコンが欲しい人にとっては最適です。

ソニーは海外でもパソコンを販売しています。

 

ソニー

パソコン初心者の方へのオススメ度:★★

日本シェア:7位

海外シェア:ランク外

※ 期間は2010年4月~2011年3月です。

デスクトップパソコンのブランド名:VAIO(バイオ)

ノートパソコンのブランド名:VAIO(バイオ)

サイトURL:http://www.sony.jp/

サポート:ソニーのサポートページ

その他

ここでお伝えする日本のメーカーは、家電量販店では取り扱いが少なく、価格重視でパソコンに詳しい方向けの日本のメーカーもありますので、初心者の方にはオススメできません。

パナソニック

Let'snote(レッツノート)シリーズのノートパソコンは、軽量、頑丈、長時間駆動という特徴があり、他のメーカーよりも性能が高い分、価格も高くなっています。パソコン初心者の方ではなく、ビジネスマン向けのパソコンです。

パナソニック

パソコン初心者の方へのオススメ度:★

サイトURL:http://panasonic.jp/pc/

サポート:パナソニックのサポートページ

シャープ

液晶テレビのアクオスで有名なシャープのパソコンは液晶がきれいですが、パソコンメーカーとしてはそれほど知名度が高くありません。

シャープ

パソコン初心者の方へのオススメ度:★

サイトURL:http://www.sharp.co.jp/mebius/

サポート:シャープのサポートページ

オンキョー

音響機器メーカーのオンキョーがパソコンメーカーのソーテックを吸収合併し、オンキョーのブランドでパソコンを販売しています。高音質のスピーカーをセットにしたパソコンが特徴です。

オンキョー

パソコン初心者の方へのオススメ度:★

サイトURL:http://www.jp.onkyo.com/pc/

サポート:オンキョーのサポートページ

マウスコンピューター

パソコンメーカーのイーヤマを吸収合併し、カスタムメイド(自分の好きな性能にする)販売方式で、価格を低く抑えることができます。パソコンの信頼性に欠け、サポートも充実しているとは言い難い状況です。

マウスコンピューター

パソコン初心者の方へのオススメ度:★

サイトURL:http://www.mouse-jp.co.jp/

サポート:マウスコンピューターのサポートページ

 

上記の他に「フロンティア」(ヤマダ電機の子会社)、「エプソン」(プリンターで有名)、「ドスパラ」(玄人向け)、「工人舎」(玄人向け)などがありますが、パソコン初心者の方がそれらのメーカーのパソコンを購入することはほとんどないため、割愛させていただきます。

初心者の方にオススメの日本のメーカー

日本のメーカーをご紹介してきましたが、「じゃ、どのメーカーのパソコンを買えばいいのか?」と悩みます。

管理人のmakoがパソコン初心者の方にオススメするのは、「NEC」と「富士通」です。

これらのメーカーは宣伝費を多くかけているため、その分がパソコンの価格に含まれているのは否めませんが、知名度があり、サポートもしっかりしているため、少々の価格の高さも「安心代」として支払う価値はあります。

「NEC」と「富士通」はどちらも変わりがありませんので、その時のデザインやその時の割引率などを考慮してください。

どうしても、迷った場合は「NEC」をオススメします。

makoとNECは何の関係もありませんが、パソコンのインストラクターをしていて、パソコン初心者の方に一番人気があり、使い勝手もいいからです。

 

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