バックアップの重要性 - バックアップの基礎知識

写真、動画、書類、音楽、個人情報など、パソコンの中には大切なデータがたくさん入っています。バックアップをして大切なデータを守りましょう。パソコン初心者の方のために「バックアップの重要性(バックアップの基礎知識)」についてお伝えします。

バックアップをする目的

バックアップとは、パソコンに保存されているデータをパソコンとは別の場所にコピーしておくことです。

パソコンに起こるトラブルの多くは「突然」です。事前にバックアップをしておくと、万が一、データが失われてしまっても、コピーした場所からデータを元に戻すことができます。

「バックアップをするのは面倒」「バックアップは難しそう」「バックアップをする時間がない」など、バックアップをするためにはいろいろと乗り越えなければいけないことがありますが、大切なデータは必ずバックアップをしてください。

特に自分で苦労して作った文章や表、思い出いっぱいの写真や動画が消えてしまうと2度と手に入りません(復元ソフトもありますが、すべて復元できるとは限りません)

バックアップするデータ

バックアップが必要なデータです。

 

写真

動画

音楽

文書:WordやExcelなどで作成

メール:アカウント、アドレス帳、送受信データ

ブラウザ(インターネットを閲覧するソフト):お気に入り

アプリケーションソフト(写真編集ソフト、ホームページ作成ソフトなど):パソコン全体をバックアップする必要があります。

 

パソコンを購入したときに入っているOS(Windows)、ソフト(Word、Excelなど)は、リカバリィ用CDやDVDに入っていますので、バックアップをしなくても問題ありません。リカバリィ用のCDやDVDが付属しておらず、自分で作成する必要があるパソコンも増えてきていますので、万が一のときのために作成してください。

OS(Windows)やソフトなど、パソコン内の全てのデータをバックアップすることも可能です。

バックアップが役立つとき

バックアップが役立つときはこんなときです。

 

パソコンが壊れてしまった(起動しなくなってしまった)

ウィルスに感染してデータが消えてしまった

間違えてデータを削除してしまった

パソコンを修理に出すことになった

 

パソコンというものは「昨日までは問題なく使えていたのに、今日、電源を入れたら起動しない」ということがよくあります。こんなときに慌てなくても済むようにバックアップをしましょう。

バックアップをするタイミング

いろいろな方法をご紹介してきますが、バックアップは大切なデータを新しく追加したとき、または更新したときにしてください。

たくさんのデータを扱う場合はバックアップソフトを利用して、自動的にバックアップをすることをオススメします。

 

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