バックアップの対象 - バックアップの基礎知識

写真、動画、書類、音楽、個人情報など、パソコンの中には大切なデータがたくさん入っています。バックアップをして大切なデータを守りましょう。パソコン初心者の方のために「バックアップの対象(バックアップの基礎知識)」についてお伝えします。

バックアップの対象となるデータ

バックアップには2種類あります。

必要なデータのみバックアップ

撮影した写真や動画、作成したWordやExcelのデータなど、パソコンを購入した後に自分で保存したデータのみをバックアップする方法です。

バックアップソフトがあれば簡単にできますが、バックアップソフトがなくても手動でできます。

メリット

必要なデータのみのため、パソコン全体をバックアップするよりもバックアップ先(外付けハードディスクなど)の容量が少なくて済みます。

パソコン全体をバックアップするのに比べ、バックアップにかかる時間が短くなります。

デメリット

きちんとデータの管理ができていないとバックアップし忘れてしまうデータが出てきます。 必要なデータを個別にバックアップするため手間がかかります。

パソコン全体をバックアップ

どのデータが必要か?不必要か?を考えなくても、とにかくパソコン全体をバックアップしますので、わかりやすいです。

バックアップソフトを利用してパソコン全体をバックアップします。

メリット

何も考えなくても全てのデータがバックップされます。

デメリット

バックアップに必要な容量が多くなります。

手動バックアップ?自動バックアップ(ソフト利用)?

バックアップには手動と自動があります。

手動バックアップ

「必要なデータのみのバックアップ」は、バックアップソフトを利用しなくても、手動でできます。

「短い間隔で定期的にバックアップができる人」「パソコン全体ではなく、必要なファイルだけバックアップできればOKな人」が向いています。

手動の場合は、どうしてもバックアップした時期と次にバックアップする時期の間隔が長くなってしまいます。そのため、いざパソコンにトラブルが発生し、データが消えてしまった場合、「どうしよう。数か月前のバックアップしかない」という事態になりかねません。

できれば、バックアップソフトを利用した自動バックアップをオススメします。

自動バックアップ(ソフト利用)

バックアップソフトによって異なりますが、「必要なデータのみのバックアップ」「パソコン全体のバックアップ」のどちらか、または両方に対応できます。

バックアップソフトが、自動でバックアップしてくれるため、バックアップのし忘れがなく、いざというときに直近のデータが復元できます。

バックアップソフトによっては有料になりますが、大切なデータをしっかり守ってくれます。

 

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