Internet Explorer 10が登場
「パソコン初心者なびの管理人」である現役パソコンインストラクターのmakoが、パソコンに関するニュースを初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコン初心者の方に「Internet Explorer 10が登場(Internet Explorer 10)」をお伝えします。
Internet Explorerとは?
「Internet Explorer」(インターネット・エクスプローラー)とは、Windows(ウィンドウズ)を発売しているマイクロソフトが作っているインターネットでホームページを見るためのソフトで、略して「IE」(アイ・イー)と呼んだりします。
似たようなソフトにGoogle(グーグル)が作っている「Google Chrome」(グーグル・クローム)やApple(アップル)が作っている「Safari」(サファリ)、Mozilla Foundation(モジラ・ファウンデイション)が作っている「Mozilla Firefox」(モジラ ファイアフォックス)というものがあります。
これらをまとめて「ブラウザ」と言います。
それぞれのブラウザによって特徴がありますが、パソコン初心者の方にとってはどのブラウザもできることはほぼ同じと思ってください。
WindowsにはInternet Explorer
Windowsが入ったパソコンを買うと勝手に「Internet Explorer」が入っています。
そのため何の疑いもなく、インターネットでホームページを見るときには「Internet Explorer」を使っているパソコン初心者の方がほとんどです。
パソコンに詳しい人は「Internet Explorerは使いづらいから他のブラウザを使う」という人もいますので、自分で「Google Chrome」など他のブラウザをインストール(パソコンで使えるようにする)したりします。
以前は圧倒的なシェアを占めていた「Internet Explorer」は徐々にシェアを減らしていますが、パソコン初心者の方にとっては、「Internet Explorer」が断トツのシェアを占めています。
Internet Explorer 10が登場
1995年の「Internet Explorer1」から始まり、2011年には「Internet Explorer9」まで公開されていました(アメリカと日本では公開時期は異なります)
2012年にWindows8向けに「Internet Explorer10」が提供され、2013年2月26日にWindows7でも使える「Internet Explorer10」が発表になりました。
有料?無料?
「Internet Explorer」はWindowsの付属ソフトのため、マイクロソフトが無料で提供してくれます。
Windows8とWindows7で使える
残念ながら、2001年に発売されたWindowsXP、2006年に発売されたWindows Vistaでは、「Internet Explorer10」は使えません。
「Internet Explorer10」で変わったこと
「何が変わったか?」
実際にはそれほど変わっていませんが、ホームページを表示する速度が速くなりました。
今で散々「Internet Explorerは遅い」、「他のブラウザの方が快適に使える」と言われてきましたが、「Internet Explorer10」では、他のブラウザに負けないぐらいの表示速度になりました。
どうやってパソコンで使えるようにするの?
Windowsはインターネットに接続できる環境では、自動的にマイクロソフトと連絡を取り合っていて、新しいデータがあると更新してくれますので、1年前に購入したWindows7が入ったパソコンと今のパソコンでは中身が異なります。
「Internet Explorer10」はWindowsの付属ソフトなので、自動的に更新してくれるようになる可能性が高いため、「いつの間にはInternet Explorer10になってる!」ということもあるのですが、現時点では、自動更新されないため、自分でアップデート(新しい状態にする)をする必要があります。
詳しくは「Internet Explorer 10-アップデートの方法」をご覧ください。
次ページは「ダウンロードの方法(Internet Explorer 10 )」をご覧ください。