ブロードバンドの種類 - インターネットについて
情報を調べるだけではなく、生活に便利なこと、楽しいことなど、様々なことがインターネットでできます。パソコン初心者の方のために「ブロードバンドの種類(インターネットについて)」についてお伝えします。
インターネットが使いたい放題
ブロードバンドでは、インターネットにどれだけ接続していても、月々の料金が変わることがありません。
常にインターネットに接続できることを「常時接続」と言います。
モバイルデータ通信の場合は、プランによっては異なる可能性もありますので、念のため確認してください。
3つのブロードバンド
一般の家庭でブロードバンドをする際には、主に3つのブロードバンドがあります。
光ファイバー(FTTH)
最新の技術でインターネットの速度は、3つの中で最速です。
詳しくは「光ファイバー」をご覧ください。
通信速度:★★★★★
料金:★★
安定度:★★★★
(一般的なプランの場合です。★は5つが最高)
ADSL
一般の電話回線(ADSL)を使うため気軽にインターネットを始められます。
詳しくは「ADSL」をご覧ください。
通信速度:★★★
料金:★★★★
安定度:★★
(一般的なプランの場合です。★は5つが最高)
ケーブルテレビ(CATV)
ケーブルテレビ会社が運営していますので、地域によって異なります。
詳しくは「ケーブルテレビ」をご覧ください。
通信速度:★★★★★
料金:★★★
安定度:★★★★
(一般的なプランの場合です。★は5つが最高)
この3つのブロードバンドは、それぞれ特徴があり、インターネットをしたい場所(自宅や会社など)によっては、申し込みができない地域があります。
ブロードバンドの速度
インターネットの速度に関しては「インターネットの仕組み(インターネットについて)」でお伝えしましたので、ここではブロードバンドにおける速度をお伝えします。
インターネットで情報を見たり、メールを送るぐらいでしたら、1Mbpsでもそれほど問題ありませんし、5Mbpsあれば十分です。
今のブロードバンドは速度を前面に打ち出して宣伝していますが、10Mbpsを超える速度はパソコン関係の仕事をしていない限り、それほど重要ではありません。
インターネットをする場所(自宅や会社)の環境によって、インターネットの速度が異なりますが、「光ファイバー(FTTH)」や「ケーブルテレビ(CATV)」が速く、その次に「ADSL」、「ダイヤルアップ」になります。
ダイヤルアップとは、モジュラージャック(電話回線の差込口)に直接ケーブルをつないでインターネットをすることです(プロバイダの契約は必要です)
インターネットの速度を比較
プランによってインターネットの速度は異なりますが、それぞれ最も速度が速いプランの場合です。
光ファイバー、ケーブルテレビ = 飛行機
大きな荷物があっても、とても速く目的地に到着できます。
ADSL = 新幹線
移動するには十分な速度ですが、飛行機(光ファイバーやケーブルテレビ)には負けます。
ダイヤルアップ = 自転車
インターネットの画面が表示されるのをずっと待たなければいけないぐらい、速度が遅いです。
申し込み時の割引
ヤマダ電機やビックカメラを代表とする家電量販店で、光ファイバーの申し込みと同時にパソコンを購入すると数万円の割引の対象になることがあります。
パソコン以外でも割引の対象になることがありますので、店員さんに相談してください。
パソコンが「0円」になったり、割引される理由
家電量販店のパソコンコーナーに行きますと、パソコンに「0円」や「3万円引き」、または通常価格と赤字の安い価格が表示されていることがあります。
これは「光ファイバーをパソコン購入時に申し込むと割引がありますよ」という意味です。
「どうしてこんなに安くなっちゃうの?」と思いますが、家電量販店は光ファイバーを契約すると、光ファイバーの業者(NTTやKDDIなど)から高額なマージンがもらえるので、3万円ぐらい割引しても元がとれるのです。
「0円」のパソコンは元の価格が3万円ぐらいのため「0円」にでき、それ以上の価格のパソコンは「3万円引き」となります。
そのため、家電量販店で光ファイバーを申し込んだ方がお得なことが多いです。ただ、契約期間が発生(だいたい2年間)しますので、じっくりと検討してください。
割引額や割引の対象製品は家電量販店によって異なります。
光ファイバーだけではなく、ADSLを契約しても割引の対象になることがありますが、その場合でも割引額が少なくなっています。
モバイルデータ通信を申し込むときにも同じような割引があります。
詳しくは「モバイルデータ通信」をご覧ください。
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