プロバイダ - インターネットについて

情報を調べるだけではなく、生活に便利なこと、楽しいことなど、様々なことがインターネットでできます。パソコン初心者の方のために「プロバイダ(インターネットについて)」についてお伝えします。

プロバイダとは?

プロバイダは、「インターネットサービスプロバイダ(Internet Service Provider)」、日本語では「インターネット接続業者」と言います。

固定電話(自宅の電話)と似た仕組み

プロバイダは固定電話(自宅の電話)と仕組みが似ています。

固定電話で友達の家に電話をする場合、電話機だけでは電話できないですよね?NTTと契約をして電話番号をもらい、自分が電話するときにはNTTが友達の家に電話を繋いでくれます。

海外の友達に電話をかけたい場合でも、NTTが海外にある電話会社と繋げて、その電話会社が友達に電話を繋げてくれます。

厳密に言いますと、この場合のNTTはインターネットにおけるプロバイダと回線業者の役割をしているのですが、「プロバイダは固定電話におけるNTTの役割」と考えていただけば理解しやすいと思います。

自分のパソコンでインターネットをするときにはプロバイダとの契約が必須です。ただ、回線業者によっては、プロバイダと回線を兼ねているところ、回線業者の名前が全面的に出ているところがあります。

インターネットでの匿名という意味

インターネットにある掲示板への書き込みは、名前を書かなければ誰が書き込みをしたかわかりません。これはあくまでも表面的には匿名というだけです。

「インターネットは匿名性が高い」がと言われますが、自宅のパソコンでインターネット(契約したプロバイダを通じてのインターネット)をする場合、自分がどのサイトを見ていたか、どんな書き込みをしたかは、プロバイダが記録を調べればわかってしまいます。

実際には、個人情報保護のため、これらが表に出ることはありませんが、インターネットを使って犯罪をした場合には警察に開示されることもあります。

プロバイダが記録を調べなくても、第3者によって、IPアドレス(インターネット上における自分のパソコンの住所)からある程度の部分まで特定される可能性もあります。

会員証を作らなくてもいいインターネットカフェや漫画喫茶など、誰でも利用できるパソコンの場合は、何かが起きてもそのパソコンが特定されるだけなので、匿名と言えます。

主なプロバイダ

どれを選んでいいかわからないぐらい日本にはたくさんのプロバイダがありますが、大手のプロバイダを選べば間違いがありません。

回線業者(下記に詳細あり)によっては、選べるプロバイダが決まっている場合、選べるプロバイダが限られている場合があります。

インターネットが日本で普及し始めた頃からのプロバイダを中心にご紹介します。

OCN

Open Computer Networkの略。NTTコミュニケーションズが運営していて、日本最大規模のプロバイダです。

OCN

OCNのホームページ

ODN

Open Data Networkの略。日本テレコムによって運営が開始されましたが、現在はソフトバンクテレコムになっています。

ODN

ODNのホームページ

BIGLOBE

BIGLOBEの由来は「大きな地球」と言う意味で、BIG(大きい)とGLOBE(球,地球)を合わせた造語。NECビッグローブ株式会社が運営するプロバイダです。

BIGLOBE

BIGLOBEのホームページ

So-net

ソニーの子会社であるソネットエンタテインメント株式会社が運営するプロバイダです。

So-net

So-netのホームページ

plala

株式会社NTTぷららが運営するプロバイダです。

plala

plalaのホームページ

@nifty

富士通の連結子会社であるニフティ株式会社が運営するプロバイダです。インターネットが普及する前のパソコン通信からサービスを行っているプロバイダの老舗です。

@nifty

@nifty

その他

ASAHIネットDTIhi-ho@TCOMToppa!など、他にもたくさんのプロバイダがあります。

 

次ページは「回線業者(インターネットについて)」です。

このページの先頭へ