サポート終了後（Windows XPのサポート終了へ）

「パソコン初心者なびの管理人」である現役パソコンインストラクターのmakoが、パソコンに関するニュースを初心者の方にもわかりやすく解説します。パソコン初心者の方に「サポート終了後（Windows XPのサポート終了へ）」をお伝えします。

サポートが終了したからと言って何も変わらないため、Windows XPが入ったパソコンは今までと同じように使うことができますが、この「何も変わらない」ということが問題になります。

世界ではWindows（XPに限らず7や8も）の弱いところを攻撃する新しいウイルスが続々と登場しており、そのたびにWindowsを開発しているマイクロソフトが新しいウイルスに対抗するプログラムを作成しています。

このような理由から、Windowsは人間が操作しなくても、インターネットを利用して、常に新しいプログラムをパソコンに入れてくれて新しいウイルスから守ってくれています。

最低限の対策のため、ウイルスバスターなどのセキュリティ対策ソフトでより強固にパソコンを守ります。

Windows XPのサポートが終了すると、新しいウイルスに対抗するプログラム（セキュリティ更新プログラムと言います）が、マイクロソフトから提供されなくなってしまい、新しいウイルスから無防備になってしまうのです。

セキュリティ更新プログラムが入手できないWindows XPは非常に危険です。

新しいウイルスから無防備になっている状態で、インターネットをするとすぐにウイルスに感染してしまいます。

サポートが終了したWindows XPでも、しばらくの間は問題ないかもしれませんが、新しいウイルスはすぐに登場しますので、すぐに感染してしまうことになります。

ウイルスに関しては「セキュリティ-ウイルスとは？」をご覧ください。

インターネットに接続しない・他のパソコンとデータをやり取りしない

インターネット経由でウイルス感染することが多いため、インターネットに接続しなければ、Windows XPが入ったパソコンをそのまま使い続けることができます。

USBメモリなどを利用して他のパソコンとデータをやり取りするときにもウイルス感染の可能性はありますので、「インターネットをしない」、「他のパソコンとデータをやり取りしない」を守ってください。

新しいWindows（7や8）を入れる

Windows XPが入っているパソコンにWindows 7やWindows 8を入れることもできます。

しかし、Windows XPが入っているということは6年～12年ぐらい前のパソコンということのため、Windows 7やWindows 8を入れても、性能が追い付かずにパソコンの動作がかなり遅くなって使い物にならない可能性もあります。

新しいWindows（7や8）が入ったパソコンを購入する

お金がかかりますが、Windows 7やWindows 8が入ったパソコンを購入することが、一番現実的な方法です。

「勝手にWindows XPのサポートを終了しておいて、パソコンを買い替えろとは何事だ！」と思うかもしれませんが、かなり長い間（延長までしてくれて）サポートをしてくれましたので、そろそろ買い替え時なのかもしれません。

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