ウイルスとは? - ウイルスの基礎知識
パソコンに悪さをするコンピューターウイルス。一般的にはウイルスと呼ばれ、気を付けていないとすぐに感染してしまいます。パソコン初心者の方に「ウイルスとは?(ウイルスの基礎知識・セキュリティ)」をお伝えします。
ウイルスの仕組み
まずは人間を例にしてみましょう。
風邪のウイルスが身体に入れば風邪を引きますし、インフルエンザのウイルスが身体に入ればインフルエンザになります。
風邪をひいたと言っても、のどが痛くなったり、頭が痛くなったり、鼻水や鼻づまりの症状があります。
インフルエンザだったら、熱が高くなり、身体がだるくて動けなくなります。
このようにパソコンのウイルスもいろいろな種類や症状がありますので、それぞれのウイルスに対してセキュリティ対策をしなければいけません。
感染経路の多くはインターネットやメール
インターネットが普及する以前は、自分のパソコンと他のパソコンが接続することなかったので、ウイルスの脅威はそれほどありませんでした。
インターネットが普及し便利になったのですが、自分のパソコンが多くのパソコンと繋がることになり、ウイルスの感染が容易になってしまったのです。
「ウイルスの感染が怖いなら、インターネットをしなければいいんじゃん」という訳にはいきません。
インターネットなしでは考えられない世界になってしまい、自分だけインターネットを使わない訳にもいきません。
今まで部屋に閉じこもりだった人が、多くの人で賑わう街に出るようになったイメージです。
街に出ると誰かの風邪が感染するかもしれませんし、交通事故に遭うかもしれません。外に出ないと友達にも会えませんし、仕事もできません。
人間社会もパソコンもしっかりと安全対策をすればウイルスに感染する可能性は少なくなります。
自分のパソコンが他のパソコンに繋がる仕組みは「インターネットの仕組み」をご覧ください。
誰がウイルスを作っているの?
絵が上手に描けると人に見せたくなりませんか?
サッカーが上手だとプロサッカー選手になりたくなりませんか?
(男性の人)筋トレをして筋肉がつくと誰かに見てもらいたくなりませんか?
ウイルスを作る人はパソコンにとても詳しいです。一流企業でも働けるような知識や技術を持っている人もいます。
「自分はこんなすごいウイルスを作れるんだぜ!」とアピールしたいのです。それ以外には、ウイルスを作るツールもあるため、ウイルスをばら撒いて楽しむ愉快犯もいます。パソコンに保存されている個人情報を盗んで悪用する為に、ウイルスを作る人もいます。
悲しいことですが、実社会と同じように悪いことをする人がいるのが現実です。
Windowsだけがウイルスに狙われやすい?
「Macはウイルスに感染しない」と言う人がいますが、実際にはそんなことはありません。Macを狙うウイルスも存在はします。
しかし、世界のパソコンの約80%がWindowsのため、Windowsのウイルスを作った方が被害が大きくり、ウイルス作成者はやりがいがあります(やりがいを持たれたは困るんですけどね)
そのため、Windowsがウイルスのターゲットになることがほとんどです。
Macは「Windowsに比べるとシェアが少ないので、ウイルスに狙われる可能性が少ない」だけに過ぎません。
Macの人も、ウイルスに感染する可能性もありますので、対策はしっかりしましょう。
「MacやWindowsって何?」という方は、「WindowsとMac」をご覧ください。
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