パスワード管理方法 - セキュリティ対策

パソコンや個人情報を守るためにはセキュリティ対策をしっかりと理解しておくことが大切です。パソコン初心者の方に「パスワード管理方法(セキュリティ対策・セキュリティ)」をお伝えします。

いろいろなパスワード管理方法

しっかりとパスワードの管理していないと、第3者に漏れ、悪用される可能性があります。

パスワードを入力するときに誰かに見られたり、パソコンに悪いソフトが入ってしまっている場合は、パスワードが漏れる可能性がありますので、入力するときにも十分に注意しましょう。

暗記する

パスワードを管理するときに一番いい方法です。暗記さえしておけば、パスワードが漏れることは基本的にありません。

複雑なパスワードや複数のパスワードがある場合は、全てを暗記するのは難しいので、あまり現実的ではない方法です。

パソコンのメモ帳やWord(ワード)で管理

文章を入力するソフト「メモ帳」や「Word」で、パスワードを自分で入力して管理する方法です。

パソコンの中に保存することになりますので、パスワードをいつでも確認することができ便利なのですが、ウイルスに感染してしまうとパソコン内のデータが盗まれてしまう場合もあります。

セキュリティ対策ソフトがパソコンに入っていても、ウイルスを100%防げる訳ではありませんので、メモ帳やWordでパスワードを管理するのはオススメできません。

紙に書く

パスワードをパソコンの中で管理するよりは、紙に書いて管理する方が少し安全ですが、パソコンの近くに貼ったり、置いておくことはやめてください。

お客さんが来たときに見られたり、泥棒に入られて、パスワードが書かれているメモが盗まれてしまったりする可能性があります。

紙に書く場合は、誰にも見つからない場所に隠しておきましょう。

これはいい方法のようですが、パスワードが必要なときにメモを取り出すのが面倒になり、結局はパソコンの近くに置いておくことになり兼ねませんので、パスワードを確認したら、ちゃんと元の場所に戻してください。

ソフトで管理

一番のおすすめは、パスワードを管理するソフトを使うことです。

パスワードやIDを入力できるようになっており、第3者が勝手に使えないように、ソフトを起動するときにパスワードでロックすることができます。このパスワードを忘れると、全て取り出せないことになって大変ですが、逆に言えば、1つのパスワードを覚えておくだけで、全てのパスワードが管理できます。

いろいろなソフトがありますが、おすすめは「ID Manager」です。

ID Managerは無料ソフトでインターネットから誰でもダウンロードできます。

ID Managerのダウンロード(窓の杜)

定期的に変更する

複雑で誰にも予想できないようなパスワードを作成したとしても、同じパスワードを長い間使わず、定期的に変更した方がいいです。

万が一、パソコンからパスワードが盗まれても、悪用されるまでに時間がかかる場合もあるため、その間にパスワードを変更して被害を防いだり、悪用されたとしても被害をできるだけ小さくするためです。

一定期間が経過したら、強制的にパスワードを変更しなければいけないインターネットのサービスもあります。

 

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