ウイルスの種類 - ウイルスの基礎知識
パソコンに悪さをするコンピューターウイルス。一般的にはウイルスと呼ばれ、気を付けていないとすぐに感染してしまいます。パソコン初心者の方に「ウイルスの感染経路(ウイルスの基礎知識・セキュリティ)」をお伝えします。
どこからウイルスは感染するの?
インターネットが普及する前でもウイルスはありましたが、感染する経路がほとんどなかったため、感染が広まるということはありませんでした。
インターネットが普及するとインターネット(メールも含む)を通じて、あっという間に世界中のパソコンにウイルスが広がるようになってしまいました。
ウイルスの感染経路一覧
インターネット以外でもウイルスに感染することもありますので、いろいろな感染経路をお伝えします。
メールからウイルス感染
メールの添付ファイル(メールと一緒に送られてくるファイル)にウイルスが隠されていて、それを開くとウイルスに感染してしまいます。
信頼できる人からのメールでも、その人が知らない間にウイルスに感染していて、ウイルスが勝手にメールを送っている可能性もありますので、添付ファイルを開くときには、セキュリティ対策ソフトでチェックをしてから開いてください。
添付ファイルではなく、メールを開いただけで感染するウイルスもありますので、セキュリティ対策ソフトが入っていないパソコンは、すぐにウイルス感染してしまう可能性があります。
ホームページからウイルス感染
インターネットでホームページを見ただけで感染するウイルスです。
いかにも怪しいホームページであれば注意することもできますが、一般的に有名なホームページからもウイルスに感染してしまうこともあります。
ウイルスを故意に広めているホームページもありますが、有名なホームページの場合は、セキュリティが弱いためウイルスに感染してしまい、知らない間にホームページに訪れた人をウイルスに感染させてしまうのです。
USBメモリやDVDなどからウイルス感染
パソコンからパソコンにデータを移動するときに、USBメモリやDVD-Rはとても便利です。
特にUSBメモリは価格も安くなり、データの読み書きも簡単なので、使う機会も多くなっていますが、他の人のパソコンへ接続するとき、他の人のパソコンに接続してから自分のパソコンで使うときには注意が必要です。
ウイルスに感染しているパソコンでUSBメモリやDVD-Rにデータを入れ、他のパソコンで使った時にウイルスに感染してしまうことがあります。
特にセキュリティ対策ソフトを入れていないパソコンで使ったUSBメモリやDVD-Rはウイルスに感染している可能性が高いので、必ずセキュリティ対策ソフトでウイルスチェックをしてから使ってください。
ウイルスに感染していることを気づかない人が多くいますので、他の人のデータを使う場合はウイルスチェックを心がけてください。
会社のネットワークでウイルス感染
複数のパソコンが置いてある会社の場合、それぞれのパソコンをケーブルで繋いだり、無線LANにして、お互いにデータのやり取りができるようにします。それをネットワークと呼びます。
ネットワークの場合、1台のパソコンがウイルスに感染しただけで、ネットワークを通じて他のパソコンまでウイルスに感染してしまいます。
ネットワークでは自分だけの被害では済みませんので、十分に気を付けてください。
ファイル交換ソフトからの感染
パソコン初心者の方は使うことはほとんどないと思いますが、ファイル交換ソフトを使うとウイルスに感染することがあります。
数年前に問題になったWinnyを代表するファイル交換ソフトは、不特定多数の人とファイルを共有するため、ウイルスまで共有し、ウイルスに感染してしまいます。
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