ブルーレイ - パソコンを選ぶポイント
パソコンにはたくさんの種類があります。パソコン初心者の方は「どんなパソコン、どのメーカーのパソコンを購入していいかわからない」と思います。パソコン初心者の方のために「ブルーレイ(パソコンを選ぶポイント・購入ガイド)」についてお伝えします。
ブルーレイとは?
ブルーレイとは英語でBlu-ray、ブルーレイのディスクをブルーレイディスク(略してBD)と言います。
ここで言うブルーレイとはブルーレイ全般、ブルーレイドライブとはブルーレイを再生する機器、ブルーレイディスクとはブルーレイのディスク(DVDと同じ形状)を言います。
ブルーレイディスクは、DVDと同じ形状にもかかわらず、DVDの約5倍の容量があるディスクです。
世の中の流れとしまして、映画が収録されたDVDが徐々に、ブルーレイディスクに切り替わってきていますよね?それと同じでパソコン業界もDVDからブルーレイディスクに少しずつパワーアップされています。
映画のDVDとブルーレイの映像を比べると、ブルーレイの方が画質がきれいで、多くの特典が収録されています。これはブルーレイがDVDの約5倍の容量があるため実現できます。
ブルーレイディスクはDVDに比べると大きいだけで外見はほとんど変わりません。パソコンの場合は映像以外にもWord(ワード)やExcel(エクセル)で作ったデータ、写真、音楽など、いろいろなデータをブルーレイディスクに保存することができます。
CDやDVDの読み書きは赤色のレーザーを使っていましたが、ブルーレイは青紫色のレーザーを使うことから、「ブルーレイ」と呼ばれることになりました。
ブルーレイを日常生活に例えると?
自分の部屋で勉強をしている姿をイメージしてください。
そこには机があり、その横には本棚があります。あなたは机に教科書やノートを広げて勉強しています。
その机の引き出しがブルーレイドライブ、引き出しに入っているものばブルーレイディスクです。引き出しがあれば文房具、メモ帳、ファイルなどを入れておくことができますので便利です。
ブルーレイドライブは映像を見たり、データをブルーレイディスクに保存できる
パソコンを選ぶときにチェックするポイントを日常生活に例えた場合
パソコン本体:部屋
OS:自分
CPU:自分の脳
メモリ:机
ハードディスク、SSD:本棚
ブルーレイ:引き出し
Microsoft Office:鉛筆、消しゴム
ブルーレイディスクの種類
ブルーレイディスクにはDVDやCDと同じように複数の種類があります。
BD-ROM
記録されたデータを読むことだけができます。Blu-ray Disc Read Only Memory(ブルーレイディスク・リード・オンリー・メモリー)の略。
BD-R
一度だけデータの書き込みが可能。記録済みのデータの消去や変更はできません。片面1層(容量は25GB)Blu-ray Disc Recordable(ブルーレイディスク・レコーダブル)の略
BD-R DL
一度だけデータの書き込みが可能。記録済みのデータの消去や変更はできません。片面2層(容量は50GB)Blu-ray Disc Recordable Dual Layer(ブルーレイディスク・レコーダブル・デュアル・レイヤー)の略
BD-RE
データの書き込みや消去ができます。片面1層(容量は25GB)Blu-ray Disc Rewritable(ブルーレイディスク・リライタブル)の略
BD-RE DL
データの書き込みや消去ができます。片面1層(容量は50GB)Blu-ray Disc Rewritable Dual Layer(ブルーレイディスク・リライタブル・デュアル・レイヤー)の略
「DL」が付いたブルーレイディスクはブルーレイドライブによっては書き込みができない場合もありますので、パソコンを購入する際にはブルーレイドライブを確認してください。
ブルーレイディスクは用途に応じて複数の種類がある
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