選ぶポイント1 - プリンタの購入ガイド

パソコンの画面に表示されている内容を印刷するためのプリンタ。1台あると何かと便利です。パソコン初心者の方のために「選ぶポイント1(プリンタ・購入ガイド)」についてお伝えします。

プリンタについて

ここ数年からプリンタだけを購入する人は少なくなり、プリンタとスキャナ(紙ベースの書類や写真をパソコンのデータに変換する機器)が一緒になった複合機が主流になってきました。

プリンタが必要な場合は複合機の購入をオススメしますが、プリンタ単体でも、複合機のプリンタ部分でも、性能を判断するポイントは同じですので、このページも参考にしてください。

インクジェットプリンタとレーザープリンタ

プリンタには大きく分けて、インクジェットプリンタとレーザープリンタがあります。

インクジェットプリンタ

インクを紙に吹き付けるタイプのプリンタです。レーザープリンタに比べれば印刷速度は遅くなりますが、フルカラーでの写真印刷も印刷でき、プリンタ本体の価格も低いです。

一般家庭でプリンタを使うほとんどの人は、インクジェットプリンタを購入します。

インクジェットプリンタ(キャノン)

レーザープリンタ

印刷の原理は難しいのでここでは省きますが、その名の通りレーザー(レーザー以外でも可)を使うプリンタです。プリンタ本体の価格が非常に高いですが、印刷がとても速いのが特徴です。コンビニに置いてあるコピー機と似ています。

主に大量印刷が必要な企業で使います。

レーザープリンタ(キャノン)

プリンタの性能を表す数字

プリンタの性能は、解像度(dpi)とピコリットル(pl)で判断します。

解像度(dpi)

解像度(dpi)とは、1インチ(2.54cm)あたりに「どれだけの点があるか」を意味します。点とはインクの粒と思ってください。dpi(ディーピーアイ)は、dot per inch(ドット・パー・インチ)の略です。

例えば1200dpiは「1インチにつき1200個の点」があるという意味になります。1200dpiとだけ表記されている場合は「縦方向に1200個、横方向に1200個の点」、1200dpi×600dpiと表記されている場合は「縦方向に1200個、横方向に600個の点」があるということになります。

解像度(dpi)の値が大きければ大きいほど、印刷が鮮明にできます。

解像度(dpi)の値が大きい方がいい

ピコリットル(pl)

ピコリットル(pl)とは、インクの粒の小ささです。インクの粒が小さい方が細かい点を描くことができますので、このピコリットル(pl)の値が小さいほど高画質になります。

ピコリットル(pl)の値は小さい方がいい

 

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